2番目のご質問について
私も「ころ広げ」したものの実物を見たことはありませんが「ころ広げ」について教本ではp45 図1.31(a)に示されていますのでその図を見ながら以下の解説をご参照されてはいかがでしょうか。
1級の教本では「ころ広げ機[エクスパンダー]」として次のように説明されています。
【管板に挿入した管をその管内部に挿入した「ころ広げ機」を回転させながら管を広げて変形させて管板に取付けるもの】
なぜ「ころ広げ」が必要か?
板に管を通す穴がありそこに管を差し込んだ場合には、差し込めるのですから僅かな隙間があるはずです。そのままでは漏れが生じますので「ころ広げ機」を管の中に挿入して管内部から外側へグイッと広げると板の穴と管の外側の隙間に密着するように管が広がるのというイメージかと考えます。
http://minatodenki.com/SHOP/r11230.html の 真ん中あたりに ■エキスパンダの特徴 の写真6に管に入れる前と「ころ広げ」加工を行った時の管内での機材の動きがありますので よりイメージし易くなるかもしれません。(6等分された円が外側に広がるような写真です)
以上、私がわかる範囲での説明で申し訳ありませんが少しでもご参考になると幸いです。